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産学連携や市民公開講座など、歴史ある学術分野の裾野を広げる取組が目立った
「日本癌学会学術総会」

「第80回 日本癌学会学術総会」が2021年9月30日(木)から10月2日(土)の3日間、パシフィコ横浜(横浜市西区)で開催されました。

現地開催とライブ配信を併用したハイブリッド形式で開催され、会期終了後の10月18日(月)〜11月12日(金)には一部の演題がオンデマンド配信されました。

会期中の参加者は会場参加者1,457人、オンライン参加者2,164人(海外からの参加者を含む)が参加し盛況のうちに終了しました。

「がん治療」の発展に欠かかせない「異分野との協働」や「若年層の啓発」を意識的に実施

今回の「第80回 日本癌学会学術総会」は、「がん撲滅の願いを未来へ」というテーマで、先人の研究成果や技術革新で日々進歩してきているがん治療の分野に携わる同志が、職種や肩書きの垣根を超えて議論する場として開催されました。 京都大学iPS細胞研究所長の山中伸弥氏による特別講演など、業界内外から注目された本大会は、3日間で103講演にのぼるシンポジウムや講演が実施され、ポスター演題も846演題、企業展示には85企業・団体が出展し会場全体が活気に溢れていました。 また研究者や医療従事者だけでなく、学生や一般向けの講座も開催されました。 プログラム内には学生向けのセッションが設けられ、大学の講義では聞くことができない基礎・臨床研究のエキスパートの講演を聞き、直接質問ができる機会となりました。併せて、学生が総会参加を有意義なものにしてもらうため、若手研究者からアドバイスがもらえる学生相談デスクも設けられました。また、週末を中心に高校生・大学生向けのプログラムが開催されました。若年層に本格的な学会を体験してもらうことで、がん治療分野に興味を持ってもらうことはもちろんのこと、今後の学びの刺激となるように工夫されたそうです。 一般向けの市民公開講座は「先端技術と社会背景によって変わるがん治療」と題して開催されました。最新研究成果の発表やパネルディスカッションがおこなわれ、同時にWEB配信も行われました。 「がん治療」はいまや誰にでも身近な話題でもあり、多くの参加者が集まりました。

MICE開催中の基本的な感染症対策は、いまや主催者・参加者ともにスムーズに

「第80回 日本癌学会学術総会」が開催された時期は、新型コロナウイルス感染症の感染状況が落ち着きを見せた9月末ということもあり、緊急事態宣言の解除後となった週末には多くの参加者が現地参加することが可能となりました。 その一方で、会場内の感染症対策は、引き続き万全の対策で緊張感を持って開催されました。 講演会場は座席間隔をとり、ソーシャルディスタンスを保って設営されました。演台にも飛沫防止のアクリル板が設置され、パネルディスカッションなど複数人が登壇する際には1人ごとに間仕切りが設けられました。 ランチョンセミナーでの飲食も、黙食での聴講や同一方向を向いての食事などを呼びかけました。 安心・安全に開催されることが学会の基本的なステータスとなった昨今。withコロナ時代のニューノーマルなMICE開催形式が、主催者にも参加者にも馴染んできた様子が伺えた3日間でもありました。

[後記]

「第80回 日本癌学会学術総会」は、横浜観光コンベンション・ビューローが「安全・安心な横浜MICE開催支援助成金」制度を活用し、開催支援を行いました。 ハイブリッド開催の実施による主催者の負担を軽減するため、当助成金を活用いただき、横浜での学術集会の開催を安心して行えるようさまざまな支援を行っております。

 

「安全・安心な横浜MICE開催支援助成金」制度についてはこちら

催事名称:第80回日本癌学会学術総会

会期:2021年9月30日(木)~10月2日(土)

場所:パシフィコ横浜 会議センター・展示ホールAB(学術総会) パシフィコ横浜ノース G401+G402 (市民公開講座)

主催者名:第80回日本癌学会学術集会

更新日時:02月17日17時44分