公益財団法人三溪園保勝会
- 企業/団体概要
公益財団法人三溪園保勝会は、貴重な文化遺産・自然遺産である「三溪園」の保存管理および公開・活用を目的に、1953年に設立された財団です。 三溪園は製糸と生糸貿易の事業により財をなした横浜の実業家・原三溪が自邸に京都や鎌倉などから歴史的に価値の高い建造物を数多く移築し築造した日本庭園で、1906年に公開されました。広さ約175,000㎡の自然の起伏を生かした敷地内には、現在重要文化財10棟、横浜市指定有形文化財3棟を含む17棟の建造物が遺されているほか、庭園全域も国指定名勝となっています。
- サステナブルな取組詳細
日本の木造建築や庭園は、日常的なメンテナンスや一定のサイクルでの大規模な修繕を繰り返し行うことで、その形や構造、ストーリー等を良好な状態で後世に遺すことができます。当財団では、伝統的な技術や自然素材をもって、こうした保存事業を行うとともに、施設の公開や活用を通じて認知を広げ、その重要性・貴重性を啓発し、必要な財源を獲得しています。 また、創設者・原三溪は文化遺産を公開しただけにとどまらず、三溪園を舞台に多くの文化人たちと交流し新たな文化創出にも貢献しました。こうした事績に沿った取り組みも行っています。
- 企業名
公益財団法人三溪園保勝会
- 業種
施設
- 住所
〒231-0824 横浜市中区本牧三之谷58-1
- 電話番号
045-621-0635
- 企業 Website
https://www.sankeien.or.jp/