当社は微生物の力（メタン発酵）で食品廃棄物からガスを生み出し、そのガスを用いて発電を行っている食品リサイクル工場です。2018年に操業を開始し、現在では食品関連企業250社の食品リサイクル率アップに貢献しています。現在は発電した電力を排出事業者に還元する『電力リサイクルループ』と、発酵残渣を肥料化し、その肥料で育った作物を排出事業者が使用する『農業リサイクルループ』の取り組みに力を入れており、「電力」と「農業」を掛け合わせた『ダブルリサイクルループ』の構築・拡大を図っています。事業を通じて環境負荷軽減に貢献しつつ、さらなるCO₂排出量削減を実現するため、さまざまな活動を継続的に展開しています。

当社工場は鶴見区に拠点を構え、1日に合計で食品廃棄物と廃飲料を120t処理可能です。メタンガスを利用した発電は、年間で最大1700万Kwhを発電可能であり、これは一般家庭約5700世帯分の電気に相当します。

概要説明ではビデオを交えて工場に関する基本事項や実施中の取り組みについてお話する他、食品リサイクルの実情など、工場を見学するにあたり、より深く理解していただけるような説明を行っております。

敷地内の見学では発酵槽やガスホルダー、受入室や食品廃棄物の保管庫など、実際の設備を巡りながら食品廃棄物の処理の仕組みを学ぶことが出来ます。

見学所要時間：30～60分

※一般公開は行っておりませんので、見学希望の際は事前にお問合せください。