ショッピングセンターの今と未来が集まった大規模展示会「第46回日本ショッピングセンター全国大会」
更新日:2022年4月4日
いまや生活に身近な存在であるショッピングセンター(以下、SC)関係者に向けて、「一般社団法人日本ショッピングセンター協会」が毎年開催している商談展示会「第46回日本ショッピングセンター全国大会」が2022年1月26日(水)から28日(金)の3日間にわたってパシフィコ横浜 展示ホールで開催されました。
「SCビジネスフェア2022」「第27回SC接客ロールプレイングコンテスト全国大会」が同時に開催され、一部のセミナーは、現地開催とライブ配信・アーカイブ配信のハイブリッド形式で開催され、期間中の現地来場者は21,330人、配信視聴参加者は876人と盛会裏に終わりました。
人が集うリアルコミュニケーションの場、ショッピングセンターの価値を高めるビジネスイベント
同協会の理事で今大会の実行委員会委員長の飯嶋薫氏は、SCは、消費者の社会的行動欲求を満たすリアルコミュニケーション場として重要な役割を担っているとお話しされました。
家族で出かける、外食をする、接客を受けるなど消費者の日常生活においてSCが果たす役割は大きく、SC文化の更なる振興発展のため同大会は未来の発展に繋がる非常に重要な商談の場です。 展示会場には142社、366小間がブースを構え、コロナ禍でも出店企業数の大幅な減少はなく、関連企業でのSC業界への熱量が高く維持されています。
今大会では近年の業界動向を反映し「アフターコロナ」「DX・テクノロジー」「ES革新」の3つを大きなテーマに掲げ、有料セミナー7コマ、無料セミナー23コマ、企画セミナー7コマが実施されました。
リユース、リサイクル関連企業の出展も増加、会場内にも間伐材を利用した空間を設置
展示ブースは「ディベロッパーゾーン」「テナントゾーン」「サポートゾーン」「DX・テクノロジーゾーン」の4つのゾーンで構成され、どのゾーンにも新規出展企業の参画もみられ、各企業の特徴が鮮やかで賑やかな展示会になりました。
最近では、SDGs活動に関連してリユースやリサイクル関連企業の出展が増えてきたそうです。 展示ブースにも木や段ボールなどの廃材やリユース素材を使用したブースも増え、会場の中央に設けられた休憩スペースの「交流広場」には、間伐材を使って作られたベンチが設置されました。
[後記]
「第46回日本ショッピングセンター全国大会」は、横浜観光コンベンション・ビューローが「安全・安心な横浜MICE開催支援助成金」制度を活用し、開催支援を行いました。
コロナ禍で展示会や商談会を開催するにあたり、感染対策に関わる費用の負担が増える反面、出展企業数や来場者数の減少で費用の負担が増えたという課題に対し、横浜での展示会・商談会開催を安心して行えるよう支援メニューをご用意しています。
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催事名称 第46回日本ショッピングセンター全国大会
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会期 2022年1月26日(水)~28日(金)
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場所 パシフィコ横浜展示ホール
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主催者名 一般社団法人 日本ショッピングセンター協会