2025 International Conference on Solid State Devices and Materials(SSDM)開催レポート

2025 International Conference on Solid State Devices and Materials(SSDM) が、2025年9月15日(月)から18日(木)までの4日間、パシフィコ横浜会議センターにて開催されました。

SSDMは、固体素子・材料分野を対象とする国際会議であり、特に半導体デバイスおよび材料技術の最先端研究について、学術界・産業界・政府機関の関係者が一堂に会する会議です。

実行委員会(Steering Committee)委員長の東京大学・岩本敏教授、ならびに総務委員の早稲田大学・出浦桃子准教授に、今回の横浜大会についてお話を伺いました。

20年ぶりの横浜開催は参加者に好評

横浜を開催地に選んだ理由としては、約1,000名の参加者のうち約300名が海外からの参加であることから、国内外からのアクセスの良さ、そして開催施設であるパシフィコ横浜の充実した設備が挙げられました。

「街がきれいで爽やかな海風を感じられた」等といった声が多く寄せられ、非常に好評でした。20年前の横浜大会に参加された岩本教授からは、「前回と比較し、パシフィコ横浜周辺にホテルが増え、利便性が高まった」との声もありました。

サステナビリティへの取り組み

近年、MICE開催においても環境に配慮した取り組みが重視されるようになりました。

SSDMでは、ペットボトル使用の削減を目的に、会議参加者向けのウォーターサーバーを設置しました。会期中はまだ暑さが残る時期でしたが、いつでも冷たい水を利用できるウォーターサーバーは参加者にも好評でした。

また、オンライン資料を活用し、紙の使用量削減にも取り組みました。

懇親会はクルーズ船「マリーンルージュ」で開催

海外からの参加者にも港町ならではの横浜の魅力を感じてもらいたいとの思いから、懇親会は横浜港クルーズ船「マリーンルージュ」で開催されました。

天候にも恵まれ、参加者は美しい夜景を眺めながら料理と交流を楽しむことができ、非常に充実した時間となりました。

なお、マリーンルージュでの懇親会費用の一部には、令和7年度横浜コンベンション開催支援助成金が活用されました。

 

  • 催事名称 2025 International Conference on Solid State Devices and Materials(SSDM)
  • 会期 2025年9月15日(月)から18日(木)
  • 場所 パシフィコ横浜 会議センター
  • 主催者名 SSDM2025 Organizing Committee