6回目の開催!お城ファンが横浜に集結した「お城EXPO 2021」開催レポート
更新日:2022年4月22日
国内最大規模のお城にまつわる総合イベント「お城EXPO 2021」が2021年12月17日(金)から19日(日)の3日にわたってパシフィコ横浜ノースで開催され、3日間で13,624人が来城しました。(「お城EXPO」では来場を”来城”と呼び、イベント全体を盛り上げています。)
城・城郭文化の振興や、お城にまつわる歴史文化が好きなお城ファンの交流を目的としたイベントで、2016年にパシフィコ横浜会議センターで初めて開催され、2020年の開催からは新設したパシフィコ横浜ノースに会場を移し、今回で6回目の開催を迎えた人気のイベントです。
滞在時間の長いイベントだからこそ来城者に安心して過ごしてもらう工夫を随所に
「お城EXPO 2021」は、日本各地からお城のブースが集まる展示会場「城めぐり観光情報ゾーン」を中心に、お城のスペシャリストや著名人の特別講演や、全国の名城100選のパネル展示、小中学生による自由研究コンテストの発表展示などパシフィコ横浜ノース全体を余すことなく利用して開催されました。
混雑が予想される人気のセミナーやイベントの整理券は、全て3階に設置したインフォメーションで一括で人数管理を行いました。 また、来城者の滞在時間が長いというのが1つの特徴で、会場内の混雑緩和のためにイベント開催期間中は、館内のエスカレーターを統制し、会場内を一方通行にして来城者のコントロールを行いました。
ローカル5Gを活用した「安心・安全」なイベント開催の実証実験も実施
今回は、横浜MM21地区ローカル5G実証コンソーシアムが総務省に採択された「大型複合国際会議施設におけるポストコロナを見据えた遠隔監視等による安心・安全なイベントの開催」として実施する実証実験も行われました。
メイン会場となった1階多目的ホールG1~G6「城めぐり観光情報ゾーン」の会場入り口には実証実験の1つの「混雑検知システム」のモニターが設置され、会場内の映像をAIが解析し、その結果が表示されていました。
パシフィコ横浜は、感染症予防対策において国際的な衛生基準を満たした施設であることを証明する『GBAC(ジーバック) STAR™ Facility Accreditation (以下GBAC STAR™認証) 』を国内のMICE施設で初めて取得するなど、国内有数の大型MICE施設として先進的な施策を積極的に取り入れて、安全・安心にMICEを開催できるよう日々取り組んでいます。
[後記]
「お城EXPO 2021」は、横浜観光コンベンション・ビューローが「安全・安心な横浜MICE開催支援助成金」制度を活用し、開催支援を行いました。 コロナ禍でイベントを開催するにあたり、感染対策に関わる費用の増加や人数制限などによって来場者数が例年ほど見込めないなどの課題や負担に対し、横浜での展示会・商談会開催を安心して行えるよう支援メニューをご用意しています。
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催事名称 お城EXPO 2021
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会期 2021年12月17日(金)~19日(日)
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場所 パシフィコ横浜ノース
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主催者名 お城EXPO実行委員会