国内を代表する地域冷暖房のまち「みなとみらい」で開催された「都市環境エネルギーシンポジウム」

カーボンニュートラルな都市づくりをテーマにした「第29回 都市環境エネルギーシンポジウム」が、2022年12月2日(金)にTKPガーデンシティPREMIUM(横浜市西区)にて開催されました。会場には、中央官庁や関連団体の関係者や熱供給事業に関連する研究者や企業担当者、学生や地方自治体関係者ら145人が集まりました。

「脱炭素化の都市づくりを考える」をテーマに基調講演とパネルディスカッションを実施

「第29回 都市環境エネルギーシンポジウム」を主催する一般社団法人都市環境エネルギー協会は、1970年の大阪万博時の地域熱供給事業をきっかけに1972年に日本地域冷暖房協会として設立し、2022年に創立50周年を迎えました。 主に地域熱供給事業に関連する環境課題について、都市熱供給処理システムを活用し、都市熱環境の最適化や脱炭素社会に向けた省エネルギー型都市の実現を目指して活動している団体です。 同協会が年に1度開催する「都市環境エネルギーシンポジウム」は、毎年時事に合わせたテーマを設定して、基調講演や基調報告、パネルディスカッションが行われます。 今年のテーマは「脱炭素化の都市づくりを考える」で、横浜国立大学の教授や国土交通省、東京ガス、横浜市と研究者、官庁、供給事業者、自治体それぞれの視点からこの1年の活動報告や最新事例の発表を行いました。

パネルディスカッションのライブ感を大切に、コロナ禍でも対面開催にこだわって開催

会の後半では、パネルディスカッションが行われました。都市環境エネルギー協会理事長の尾島俊雄氏(早稲田大学名誉教授)がコーディネーターとして登壇し、5人のパネリストと共に「脱炭素化の都市づくりを考える」というテーマで活発な議論が繰り広げられました。 「都市環境エネルギーシンポジウム」は、コロナ禍でも現地開催で開催を継続してきました。その理由として、登壇者も聴講者も対面で集って開催することでパネルディスカッションの生の議論の臨場感が生まれるという主催者の想いがあるからです。 今回の開催も、各地から参集した参加者は、登壇者への質疑応答や名刺交換、参加者同士での情報交換を活発に行い、会場は終始賑わいました。

[後記]

「第29回 都市環境エネルギーシンポジウム」は、横浜観光コンベンション・ビューローが「安全・安心な横浜MICE開催支援助成金」制度を活用し、開催支援を行いました。横浜で安全・安心にMICE開催を行っていただけるよう、当財団では様々な支援を行っています。

詳しくは こちら

  • 催事名称 第29回 都市環境エネルギーシンポジウム
  • 会期 2022年12月2日(金)
  • 場所 TKPガーデンシティPREMIUM みなとみらい
  • 主催者名 一般社団法人 都市環境エネルギー協会