「YOKOHAMA MICE SHOWCASE 2025」開催報告

当財団は、2025年2月27日(木)に、パシフィコ横浜ノースをメイン会場として「YOKOHAMA MICE SHOWCASE 2025を開催しました。当日は、MICE主催者・企画運営会社など82名の方々が参加し、横浜ならではの最新コンテンツを体験しました。また、会場では市内事業者を中心に28社が出展し、事前アポイント制の商談会も実施しました。

<午前の部>プレゼンテーション・商談会 9:30~12:30

①プレゼンテーション

メイン会場のパシフィコ横浜ノースで、午前の部としてプレゼンテーションと商談会が行われました。プレゼンテーションでは、「Quick Escapes, Big Experiences, Be Sustainable」をテーマに、会議の合間に短時間で体験できる印象的かつサステナブルな様々なコンテンツを紹介しました。またゲストスピーカーにはヤマハ発動機株式会社の橋本耕氏をお招きし、みなとみらいの新たな体験型ショールーム「Yamaha E-Ride Base」、共創スペース「リジェラボ」、また同社のさまざまな取り組みについて発表いただきました。

②商談会・展示ブース・コーヒーブレイク

当イベントの柱となる商談会では、MICE関連事業者(MICE 施設/ホテル/ケータリング/飲食施設/観光施設/旅行会社/コンベンション企画運営会社等)の28社が出展しました。当日は、横浜に関する情報収集から、会議開催にに関する具体的なものまで、多岐にわたる来場者の相談内容に応じて、様々な提案や情報提供が行われました。休憩時間に横浜芸妓組合によるパフォーマンスやいぐさのストラップ作り体験などの時間も設け、横浜の様々なコンテンツに触れていただく機会にもなりました。

 

<午後の部>テーマ別モニターツアー(3コース)13:30~16:30

ソーシャルサーカスでチームビルディング

世界的サーカス団シルク・ドゥ・ソレイユが世界各地で社会支援活動の一環として実施している参加型プログラム「ソーシャルサーカス」を体験しました。障害の有無に関わらず、誰でも参加でき、サーカス技術を通じて協調性やコミュニケーション能力を育むことができます。象の鼻テラスでは、参加者がロープやボールなどのサーカス道具を使ったさまざまなチームビルディングアクティビティに挑戦しました。企業のチームビルディング体験として最適なプログラムです!

② Disaster Prevention Experience Tour

参加者は防災学習センターを訪れ、地震体験シミュレーターを含む体験型の防災訓練に参加しました。防災管理の重要性を学び、日本の先進的な防災対策を知る貴重な機会となりました。

その後、一行は300年以上の歴史を持つ禅宗寺院、陽光院へ訪問しました。関東大震災の際には避難所として人々を受け入れ、現在も指定避難所としての役割を担っています。来場者は、住職のもと、禅の教えを学び、座禅を体験しました。

武道体験ツアー

横浜武道館で外国人向けコンテンツとして人気のある書道、板割りの体験をしました。参加者は、まず武道館を見学した後、書道体験で各自好きな漢字を扇子に書きました。完成した扇子は、お土産として持ち帰りました。書道体験に続き、空手の板割りでは、講師から空手の身体の動かし方を学び、板割りに挑戦しました!

<夜の部>交流会16:30~18:30

イベント終了後は、来場者と出展社合同の交流会を行いました。会場は、2025年2月に全館リニューアルオープンした「横浜美術館」を貸し切りました。

「おかえり、ヨコハマ」リニューアルオープン記念展では、昔から現在に至るまでの道具、浮世絵、写真など、さまざまな媒体を通じて、横浜の深く豊かな歴史をよりよく理解でき、芸術作品を楽しむことができました。
展覧会観覧後は、近代建築を背景に、フィンガーフードや飲み物を楽しみながら新たな市内のユニークベニューで交流を深めました。歓談後はビンゴイベントを行い、当選者には、横浜のホテルでのランチ券など、横浜で楽しめる素敵な賞品が贈られました!

 

 

イベント開催に向けた脱炭素の取り組み

本イベントでは、脱炭素の取り組みを実施しました。

モニターツアーのバス移動や運営に関わる車両の移動はカーボンオフセットされました。イベント運営全体として排出されたCO2量2.4トンをオフセットするため、山梨県が実施する「やまなし県有林活用温暖化対策プロジェクト」より、3トンのカーボンクレジットを購入しました。山梨県には、横浜市の水源の一系統でもある道志村が位置します。

次年度以降の開催に向けて、新たな市内コンテンツの開発やより一層のイベント運営の改善を図ってまいります!

 

YOKOHAMA MICESHOWCASE 2025の脱炭素の取り組みについて詳しくはこちらをクリックしてください。

YOKOHAMA MICE SHOWCASE 2025 | カーボンオフセット