当財団は、2023年２月22日（水）に、パシフィコ横浜ノースをメイン会場として「YOKOHAMA MICE SHOWCASE 2023」を開催しました。当日は、MICE主催者・企画運営会社など41社73名の方々にご参加をいただき、横浜ならではの最新コンテンツを体験いただきました。また、会場では市内事業者を中心に30社60名が出展し、事前アポイント制の商談会も実施いたしました。

＜午前の部＞モニターツアー　9：30～12：30

①最新技術に触れる！「テクニカルビジットコース」

みなとみらい21エリアに進出するグローバル企業の歴史や技術を紹介する企業ミュージアムを訪問し、「知の集積地」としての横浜を体感するコース。今回のコースでは、LG YUMESAKI GARALLEYと三菱みなとみらい技術館にて最先端科学技術を学び、水素ロケットの体験では参加者が和気あいあいと楽しむ姿が見られました。

②朝から心も体も健康に！「ウェルネスコース」

会期中の朝プログラムとして開発したコース。三溪園内でのウォーキングでは、三溪園のもつ歴史や庭園、建築等から、サステナビリティを学び、また園内に配置されている文化財「鶴翔閣」ではメディテーションを行いました。また、横浜ベイシェラトンホテル＆タワーズによる地産地消の取り組み「かながわ朝食」を紹介しました。参加者からは、リラックスすることができたという感想が上がっていました。

③日本の伝統と横浜の文化に触れる！「匠の技体験コース」

横浜を拠点に活動してきた職人の技術を体験し、学ぶコース。大佛次郎記念館では、刀剣修復家の大塚氏の講演を聞き、普段は触れることのできない本物の刀剣に触れ、神奈川県内におけるものづくりの歴史も学びました。ハマ技連（＊横浜市技能職団体連絡協議会）からは２社の事業者にご協力いただき、スクリーン印刷と組子コースター作りの体験を行いました。参加者からは、実際にご自身の催事で企画してみたいといいう声が聞かれました。

＜午前の部＞プレゼンテーション・商談会　13：30～16：50

①プレゼンテーション

メイン会場のパシフィコ横浜ノースでは、今年度開発したMICE向けコンテンツやこれからの横浜に関する最新情報等をセミナー形式で実施しました。中盤では、横浜市経済局の泉澤俊輔氏、ハマ技連会長の堀内裕司氏が登壇し、横浜市が取り組む「横浜マイスター」事業や、ハマ技連が取り組む活動や今後の展望についてお話しいただきました。

②商談会

当イベントの柱となる商談会では、MICE関連事業者（MICE 施設/ホテル/ケータリング/飲食施設/観光施設/旅行会社/コンベンション企画運営会社等）の30社60名が出展しました。当日は、一般的な横浜に関する情報収集から、会議開催に付随するレセプション会場やエクスカーション等に関する具体的なものまで、多岐にわたる来場者の相談内容に応じて、様々な提案や情報提供が行われました。

＜夜の部＞交流会17：30～19：00

イベント終了後は、会場を移動し来場者と出展社合同の交流会を行いました。会場は、2022年３月にオープンした「コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA」。横浜の最新スポットを活用した交流会は、は、プラネタリウムならではの華やかな雰囲気とSushi＆Beyond提供の「和」をコンセプトとした装飾と料理があいまって、非日常を感じる空間となりました。ポストコロナに向けて新たな取り組みを始めた事業者や、これからMICE業界に参入を検討する事業者も参加し、さまざまな情報交換が行われ盛り上がりました。

当日の来場者からは、新たな発見があった、MICE開催に有益な情報が得られたなど、好意的なご意見を多くいただくことができました。また、来場者・出展社双方からは継続実施やさらに積極的な情報交換の場を求める要望もあり、次年度以降の開催に向けてさらに改善を図って参ります。