3年ぶりに現地開催をメインに開催された「第37回 日本臨床栄養代謝学会学術集会」

「第37回 日本臨床栄養代謝学会学術集会」が、2022年5月31日(火)・6月1日(水)に、パシフィコ横浜ノースの全フロアを利用して開催されました。

臨床栄養はあらゆる医学に通じる基幹的な学術分野ということもあり、主題プログラムセッション32、要望演題84、一般演題558の多くのセッションが行われ、現地開催と映像配信(ライブ配信・アーカイブ配信)のハイブリッド形式で開催されました。 期間中は約2,500名の現地への来場と、オンライン参加を含めた総参加者数は10,090名を超え、盛会に終了しました。

「以前と同じ」が困難な今だからこそ、あらゆる「ニューノーマル」に挑戦していく

今回の学会テーマは<「栄養」ニューノーマル and MIRAI>。

不可能を可能にしてきた医学は、常にその時のニューノーマルと対峙し更新してきた歴史があり、コロナ禍で3年ぶりの現地開催となった本学会に未来への可能性へ期待をこめる意味合いで、大会長の飯島正平氏(大阪国際がんセンター 栄養腫瘍科主任部長/大阪大学大学院 招へい教授)がこのテーマを考案しました。

最新の感染状況やイベント等の開催制限や条件などを注視しながら「ニューノーマル」に順応した学会開催を目指して、学術セミナーは感染症対策とフードロスの観点から事前予約制として参加者と弁当の数を管理し、コロナ前はなかったオンラインでの企業展示を新設するなど、新たな取り組みを積極的にすすめました。

「みなとみらい21共通飲食券」を提供することでフードロス対策と地域に還元を

開催するにあたり主催者が最も不安だったことは、「当日まで何人が来場するか予想がつかない」こと。

現地参加で申し込んでいた参加者が、直前の状況によってオンライン参加に変更することもハイブリッド開催が主流になってきた昨今ならではの「ニューノーマル」な参加スタイルです。

以前は会期中に参加者向けに弁当の配布を行っていましたが、参加者数が当日まで読めない状況の中、会場近辺の飲食店で利用できる「みなとみらい21共通飲食券」を配布しました。 この共通飲食券があることで、参加者は近隣の加盟飲食店をスムーズに利用することができ、また地元の飲食店での利用することで地域に消費還元で貢献できると好評でした。

[後記]

「第37回 日本臨床栄養代謝学会学術集会」は、横浜観光コンベンション・ビューローが「安全・安心な横浜MICE開催支援助成金」制度を活用し、開催支援を行いました。
横浜で安全・安心にMICE開催を行っていただけるよう、当財団では様々な支援を行っています。
詳しくは こちら

  • 催事名称 第37回 日本臨床栄養代謝学会学術集会
  • 会期 2022年5月31日(火)・6月1日(水)
  • 場所 パシフィコ横浜ノース
  • 主催者名 一般社団法人日本臨床栄養代謝学会