2年ぶりの横浜開催「第61回日本癌治療学会学術集会」開催レポート

「第61回日本癌治療学会学術集会」が、2023年10月19日(木)から21日(土)の3日間、パシフィコ横浜にて開催されました。本大会は現地開催(一部オンデマンド配信)にて開催され、現地にはコロナ禍以降開催で最高となる6,000人の方が来場、会期を通じて行われた450件のセッションも多くの人が参加し、会場内は終始賑わいを見せ、盛会裏に終了しました。

領域横断・職種横断 最適な医療提供を目指して~五輪書に込めた思い~

今回の「第61回日本癌治療学会学術集会」のテーマには“がん診療、一気通貫 ―力を合わせて、相乗効果―”が掲げられました。本大会は、大会長を務めた大家 基嗣先生(慶應義塾大学医学部 泌尿器科学教室 教授)の垣根を超えた診療の提供と、相乗効果を生む協力体制を深めていきたいという想いが込められ開催されました。具体的には、がん治療や臨床に関わる内科、外科、緩和、看護師、薬剤師、リハビリ、理学療法など様々な専門分野の方が参加し、ご自身の専門分野以外の方との交流を目的とした領域横断ワークショップ等が企画されました。ワークショップでは、活発な意見交換が行えるように、プログラム委員の先生方の課題や思いが掲載された“五輪書”をご用意されました。五輪書のおかげもあり、各々の専門分野の垣根を越えた交流は、化学反応が起きる“領域横断・職種横断”の機会として有意義な会議となりました。

 

“日常の中の非日常”。学会はテーマパークであるべき

本学会では主催事務局を担った浅沼 宏先生(慶應義塾大学医学部 泌尿器科学教室 准教授)、松本 一宏先生(慶應義塾大学医学部 泌尿器科学教室 講師)が、「参加者に楽しんでもらうには“食”が一番」との想いから、“横浜おもてなしコーナー”を展示会場内に設置されました。おもてなしコーナーでは、横浜のローカルグルメや、各種ドリンクが参加者に提供されました。医療現場の延長線上にある学会は、研究成果などの発表の場にとどまらず、参加者同士で交流し、わくわく感があって笑顔があふれる場であるべきとの主催事務局の想いが存分に表現された大会となりました。その他にも、会場では観光スポットや食の魅力を紹介する動画の放映や「横浜美食のレストラン」の冊子を配布、食のキャンペーンをYCVBと連携し実施しました。会議終了後に横浜の街を参加者同士で回遊することで、テーマパークのような“わくわく”や“非日常感”を感じ、参加者の思い出に残るよう実施しました。

  • 催事名称 第61回日本癌治療学会学術集会
  • 会期 2023年10月19日(木)〜21日 (土)
  • 場所 パシフィコ横浜
  • 主催者名 慶應義塾大学医学部 泌尿器科学教室