「第64回日本脈管学会学術総会」開催レポート

「第64回日本脈管学会学術総会」が、2023年10月26日(木)から28日(土)の3日間、パシフィコ横浜ノースにて開催されました。会場にはおよそ1,700人の方が集まり盛会に終了しました。

医学界・産業界という垣根を超えた分野で「つながり」強化

今回の「第64回日本脈管学会学術総会」のテーマには” つなごう、脈管学の未来のために ”が掲げられました。このテーマには、会長を務めた志水秀行氏(慶應義塾大学医学部 外科学(心臓血管))が、脈管学に関係する幅広い分野の専門家が結集し、脈管学の未来を担う若手と共に歩んでいく姿を思い浮かべ、「つなごう、脈管学の未来のために」というメッセージが込められています。領域を超えた各部門の先生方が講演するプログラムが実施され、中でも特徴的だったのが、教育シンポジウムを特設されたことでした。教育シンポジウムは、大手医療や外科用機械に関わる競合企業5社が6製品を紹介するというプログラムです。医学界や産業界といった垣根を越えて幅広い分野の専門家が「つながり」、それぞれの持つ知識、アイデア、技術を「つなぐ」ことで新たな展開が産み出されることを期待し、未来を担う若手にしっかりと想いが託された会議となりました。

講演会場ではカクテルパーティーを実施

会長招宴はパシフィコ横浜に隣接するザ・カハラホテル&リゾート横浜にて行われました。提供されたフレンチのコース料理は招待者から非常に好評で、会長のおもてなしに会話にも花がさきました。また、評議員向けにカクテルパーティーも講演会場にて実施し盛り上がりを見せました。

横浜開催の決め手は実績

本会議の創立を企画された故 林 髞氏(慶應義塾大学 生理学教室教授)が、志水会長の大先輩ということもあり、会長を務められることを「身に余るほど光栄」と語られました。本大会を成功させるために、ノウハウもあり安心して開催できる横浜を開催地として即決されました。志水会長は、過去にも複数の会議でパシフィコ横浜をご利用いただいたご経験から、急な要望への対応力の高さと空港からのアクセスなどの利便性を高く評価いただきました。本会議においても、横浜開催により、想定よりも多くの参加者が集い、会場は賑わいを見せていました。

  • 催事名称 第64回日本脈管学会学術総会
  • 会期 2023年10月26日(木)〜28日 (土)
  • 場所 パシフィコ横浜 ノース
  • 主催者名 慶應義塾大学医学部 外科学(心臓血管)