国内最大級の医学系会議『第61回日本癌治療学会学術集会』にて、参加者の横浜市内回遊を促進 ~早朝ウォーキングイベントや「横浜美食のレストラン2023」冊子提供など様々な支援を実施 ~

公益財団法人横浜観光コンベンション・ビューロー(以下、YCVB)では、令和5年10月19日(木)から21日(土)にパシフィコ横浜で催された『第61回日本癌治療学会学術集会』(大会長/慶應義塾大学医学部 泌尿器科学教室 大家 基嗣 教授)において、横浜での大型医学系会議開催を盛り上げるべく様々な支援を行いました。本大会は、“がん診療、一気通貫 -力を合わせて、相乗効果-”をテーマに掲げ、がん治療や臨床に関わる内科、外科、緩和、看護師、薬剤師、リハビリ、理学療法など様々な分野の専門家が日本全国から横浜に集いました。学術集会は“日常の中の非日常”であり、研究成果の発表にとどまらず、ワクワク感があって笑顔があふれるテーマパークのような場所であるべきとの大会長の思いを受け、横浜は開催地として大会を盛り上げるコンテンツを用意しました。

冊子『横浜美食のレストラン2023』の提供

今回、医学系会議などMICEへの参加を目的に横浜を訪れたビジネス客を対象に、市内回遊を促し、地域の夜の賑わいと経済活性化につなげるツールとして制作した『横浜美食のレストラン2023』(制作協力:ぴあ株式会社、株式会社カカクコム(食べログ))を会場にて配布しました。学会終了後に市内の飲食店の利用促進を目的として、厳選された市内34店舗を会食やビジネスシーンに利用できる横浜の注目店として集録し、紹介しました。大会長からは「参加者に楽しんでもらうには”食”が一番。大会の思い出もどこで何を食べたかが記憶に残る。久しぶりに会うメンバーと食事には必ず行くので、このような情報はありがたい」とコメントをいただきました。

「YOKOHAMA BAY WALK」体験プログラムの実施

また、学会参加者に横浜の体験プログラムとして、YOKOHAMA BAY WALKイベントを実施しました。学会前の早朝に、パシフィコ横浜から山下公園までの片道約5KMを横浜のハーバービューを堪能しながらウォーキングやジョギングを楽しむプログラムとして、地元DMC(Destination Management Company)であるYDMS株式会社と共同開発しました。ルート途中3箇所に設置したエイドポイントでは、崎陽軒のシウマイやありあけのミルクハーバーモンブランなど、横浜の名産品を一口サイズでお召し上がりいただき、当日の参加者からは、「学会で運動不足になるなか気持ちよく体が動かせた」、「景色が素晴らしくリフレッシュできた」など約9割の方より大変満足と評価いただきました。

地域への更なる経済効果や多様な人材交流の機会を生み出せるよう、YCVBは学術会議の開催支援に一層取り組んでまいります。

 

YCVB支援内容

<開催支援>

▪当財団制作、「横浜美食のレストラン2023」 冊子提供

▪冊子と連携した学会参加者限定ギフトキャンペーンの実施

▪当財団開発、外国人参加者向け横浜市内・横浜市近隣ツアーの提供

▪広報素材(動画)提供