「第51回日本頭痛学会総会」が、2023年12月1日(金)から2日(土)の２日間、パシフィコ横浜会議センターにて開催されました。およそ1,652人（内海外３か国、6名）の方が会場に集い盛会に終了しました。

頭痛診療のレベルアップと国際化に向けた取り組み

今回の「第51回日本頭痛学会総会」のテーマには”革新的進歩がもたらす最新の頭痛診療を患者さんのもとへ”が掲げられました。このテーマには、会長を務めた山元敏正氏（埼玉医科大学　脳神経内科 教授）の頭痛に日々苦しんでおられる患者さんのために、現在、我が国で実施可能な最先端の頭痛診療を参加者全員で学び、今後の診療に活かして頂きたいという想いが込められました。また、今回の総会では、特に頭痛診療のレベルアップと今後の頭痛研究の発展と国際化を目指して、日韓共同シンポジウムを2日間にわたって開催されるなど、従来の総会とは異なる新しい企画をいくつか設けられました。会場では海外からの著名な先生を6名招聘し、頭痛に関するレクチャーが実施されました。

市民公開講座「楽しく、学んで、片頭痛とおさらばしょう！」

本会議では市民向けに片頭痛に関する講座が実施されました。「頭痛に対するお茶の効用」や「片頭痛持ちが歴史を動かす～卑弥呼から樋口一葉まで～」など全部で５つのテーマで講演が行われ、片頭痛の原因や上手な薬の飲み方の説明や、すぐにでも実践できる頭痛体操などの講義が実施され会場は賑わいを見せていました。

おもてなしとして、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルで招宴が実施されました。会場は3階パシフィックで開催され、約80名の方にご参加いただきました。

• 催事名称 第51回日本頭痛学会総会
• 会期 2023年12月1日(金)〜2日 (土)
• 場所 パシフィコ横浜　会議センター
• 主催者名 第51回日本頭痛学会総会