「YOKOHAMA MICE SHOWCASE 2024」開催しました!

当財団は、2024年2月28日(水)に、パシフィコ横浜ノースをメイン会場として「YOKOHAMA MICE SHOWCASE 2024」を開催しました。当日は、MICE主催者・企画運営会社など来場者70名の方々の参加があり、横浜ならではの最新コンテンツを体験いただきました。また、会場では市内事業者を中心に29社が出展し、事前アポイント制の商談会も実施いたしました。

<午前の部>モニターツアー 9:30~12:30

①フードループでサステナブルを体感!「横浜テクニカルビジットコース」

横浜市内における事業系一般廃棄物(生ごみ、弁当ガラなどのごみ)の2割の回収及び処分を担う横浜環境保全株式会社金沢事業所にて、循環型処理の取り組みを視察しました。自社が回収した食品残渣を堆肥に再生し、農家で野菜を育て、市内飲食店へ提供するという「食の循環“フードループ”」を学び、その後はその堆肥で育てた食材を活用した昼食を楽しんでいただきました。

②横浜中華街で心身共に健康に!ウェルネス&開運コース

中華街コースでは、山下公園で朝から健康法として有名な太極拳を地元住民と交流しながら体験して頂きました。参加者からは体が温まりリフレッシュができたなど朝から爽快感を感じられておりました。太極拳体験後は中華街コンシェルジュに、中華街の歴史や脱炭素に向けた取り組みなど説明を聞きながらガイドツアーを楽しんでいただき、媽祖廟で中国式のお参りと占いを体験。参加者からは、ディープな横浜中華街を知ることができて楽しかったなどの感想をいただきました。

③横浜で「ZEN」を体験する、曹洞宗大本山總持寺参禅ツアー

曹洞宗大本山總持寺コースでは、参禅を通じ日ごろの喧騒を離れて、静かなひとときをお過ごし頂きました。参加者からは「曹洞宗の坐禅体験は初めてでしたが、作法なども丁寧に教えていただき良い体験となりました。」など、横浜で日本の伝統文化を感じていただきました。また、昼食は修行僧が毎日作る、精進料理を堪能されていました。

<午前の部>プレゼンテーション・商談会 13:30~16:50

①プレゼンテーション

メイン会場のパシフィコ横浜ノースでは、今年度開発したMICE向けコンテンツやこれからの横浜に関する最新情報等をセミナー形式で紹介しました。中盤では、テクニカルビジットコースで視察をした横浜環境保全の高橋氏と㈱Jバイオフードリサイクルの相川氏が登壇し、自社の脱炭素に向けた取り組みをお話しいただきました。

②商談会・展示ブース

当イベントの柱となる商談会では、MICE関連事業者(MICE 施設/ホテル/ケータリング/飲食施設/観光施設/旅行会社/コンベンション企画運営会社等)の29社が出展しました。当日は、一般的な横浜に関する情報収集から、会議開催に付随するレセプション会場やエクスカーション等に関する具体的なものまで、多岐にわたる来場者の相談内容に応じて、様々な提案や情報提供が行われました。

<夜の部>交流会17:30~19:00

イベント終了後は、会場を移動し来場者と出展社合同の交流会を行いました。会場は、2023年4月にオープンした「THE WHARF HOUSE YAMASHITA KOEN」の一部を貸し切りました。横浜の最新スポットを活用した交流会は、横浜らしい夜景を目の前に本格的なBBQグリルで焼いたお肉やピンチョスなどの料理と足湯体験が楽しめるカジュアルな雰囲気のなか実施されました。

交流会中は、歌声で世界平和に貢献することを目指して活動する横浜発のボーカルグループ「横浜シスターズ」による歌を楽しんでいただき、テーブル毎にマジックでおもてなしをさせて頂きました。その他にもより活発な交流ができるよう、横浜市内の事業者宛てクイズ等の企画が行われ交流会は終始盛り上がりました。

イベント開催に向けた脱炭素の取り組み

今回のMICESHOWCASEでは、脱炭素の取り組みを行いました。

モニターツアーのバス移動及び、運営に関わる車両移動の際に排出されるCO2排出量109 kgをカーボンオフセット致しました。また、プレゼンテーション、商談会および交流会会場の消費電力量598.2 kWhを再生エネルギーで賄いました。今後も来場者・出展社双方からは継続実施やさらに積極的な情報交換の場を求める要望もあり、次年度以降の開催に向けてさらに改善を図って参ります。