「第66回 日本リウマチ学会総会・学術集会」開催レポート
更新日:2022年6月9日
「第66回 日本リウマチ学会総会・学術集会」が、2022年4月25日(月)から27日(水)の3日間、パシフィコ横浜ノースにて開催されました。現地開催と映像配信(ライブ配信・オンデマンド配信)のハイブリッド形式で開催され、現地にはおよそ2,300人、オンラインを含めて7,400人以上の方が参加しました。
同学会は2016年以来の横浜開催となりました。2020年は完全オンライン開催、2021年は直前の感染拡大状況を鑑み会場開催からライブ配信へ変更、参加者はWEB参加のみという形式への変更を余儀なくされたため、会場へ参加者が集うのは約3年ぶりとなり会場内は賑わいを見せていました。
リウマチ治療の歴史と共に掲げた、コロナ禍の今だからこその学会テーマ”We Shall overcome”
今回の「第66回 日本リウマチ学会総会・学術集会」のテーマには”We Shall overcome”が掲げられました。 このテーマには、会長を務めた田中栄氏(東京大学大学院医学系研究科外科専攻 感覚・運動機能医学講座整形外科学教授)の想いが込められました。リウマチは過去は不治の病と言われていましたが、長年のリウマチ病学と治療研究の成果と共に今では充分な治療が可能な病と言われています。同様に新型コロナウイルスに打ち勝ち、克服し、停滞する世界分断の状況の復興や学術集会などの人々の交流再興をという想いがこめられました。
現地参加を増やし、参加者に「横浜」を感じてもらう取り組みを実施
本学会では現地参加を促す取り組みとして、「みなとみらい21共通飲食券」(※1)と記念品を、展示会場内に設置された引換所で配布しました。コロナ以前は、全員懇親会が開催されていましたが感染症拡大防止の観点で懇親会の開催を見送りとした代わりに、みなとみらい21共通飲食券の地域クーポンと、学会のロゴを施した「月餅」「風呂敷」を記念品としてコングレスバッグと一緒に配布しました。会場内の休憩スペースにも横浜プチ・フルールのラスクと美濃屋あられのスモークピー柿が提供され、現地参加者に横浜のご当地を感じさせる土産菓子でおもてなしをしました。
※1「みなとみらい21共通飲食券」は、パシフィコ横浜が発行する飲食券で、みなとみらい21地区を中心とする加盟飲食店約230店舗でご利用頂けます。
[後記]
「第66回 日本リウマチ学会総会・学術集会」は、横浜観光コンベンション・ビューローが「安全・安心な横浜MICE開催支援助成金」制度を活用し、開催支援を行いました。令和4年度から、横浜への来訪及び市内回遊を促進するために、交流回遊促進経費を新たに助成対象としました。横浜での学術大会の開催を安心して行えるよう、当財団では様々な支援を行っています。 詳しくは こちら。
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催事名称 第66回 日本リウマチ学会総会・学術集会
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会期 2022年4月25日(月)〜27日 (水)
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場所 パシフィコ横浜ノース
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主催者名 一般社団法人日本リウマチ学会