国内唯一、最大規模の菓子の展示商談会「ARISTA FAIR 2022」開催レポート

菓子専門商社の株式会社 山星屋が主催する、菓子の展示商談会「ARISTA FAIR 2022」が2022年6月22日(水)23日(木)の2日間、パシフィコ横浜展示ホールDで開催されました。コロナ禍以降開催が見送られていた中3年ぶりの開催となり、盛況に終了しました。

展示会だけでなく会期前後で様々な商業施設を視察できる利便性が横浜の魅力

「ARISTA FAIR 2022」は、主催の株式会社 山星屋の企画提案エリアと同社が取引をする菓子メーカー各社が商品展示をするエリアの2つで構成され、246社が出展しました。スーパーやドラッグストアなどの小売業で商品仕入れや陳列、販促を担当する関係者が全国各地からご来場されます。 大阪が創業地の同社が、関西ではなくパシフィコ横浜で本展示会を開催している理由として、来場者が各地から集まるアクセスの良さはもちろんのこと、横浜や隣接する地域には多様な形態の商業施設が多く展示会へ来場した前後を利用して訪れやすいことも魅力としてあげています。各地から来訪してもらう貴重な機会だからこそ、展示会以外の場でも情報収集やビジネスの機会を広げられるとして毎回パシフィコ横浜で開催しています。 新商品の試食品等を個包装にすることで感染症対策を講じながら、来場者はその場で今年の秋冬の菓子の陳列やイメージ戦略を構築でき、現地開催のメリットが存分に発揮された展示商談会となりました。

社外PRと同時に社員のモチベーション向上の醸成の場となる「企業イベント」

今回の「ARISTA FAIR2022」で感染症対策の一環として取り組んだことの1つに、運営体制の見直しがありました。社員や運営スタッフの休憩が同じ時間帯に集中しないように対策をしたり、休憩中に弁当を配布していたものを「みなとみらい21共通飲食券」に変更し、休憩スペースの密を防ぐ工夫をしました。 以前の開催時も「みなとみらい21共通飲食券」を取り入れていましたが、当時は営業担当者が来場者を接待する際に使用していました。今回の開催では、飲食を伴った接待は積極的に行えない情勢ということもあり、飲食券の用途を変更しました。社員も積極的に飲食券を使用し、みなとみらい21エリアの飲食店を利用しました。 年に1度の全社をあげての企業イベントであるこの「ARISTA FAIR」は、来場者の満足度向上はもちろんですが、携わる社員が一堂に展示される商品を目の前にして自社の強みを再認識できる機会にもなり、社内の活気やモチベーションを向上する意味でも同社、菓子業界には重要なイベントとなっています。

[後記]

「ARISTA FAIR 2022」は、横浜観光コンベンション・ビューローが「安全・安心な横浜MICE開催支援助成金」制度を活用し、開催支援を行いました。 横浜で安全・安心にMICE開催を行っていただけるよう、当財団では様々な支援を行っています。 詳しくは こちら

  • 催事名称 ARISTA FAIR 2022
  • 会期 2022年6月22日(水)~23日(木)
  • 場所 パシフィコ横浜 展示ホールD
  • 主催者名 株式会社 山星屋