3つの専門分野が協奏した「日本胸部外科学会定期学術集会」

「第75回日本胸部外科学会定期学術集会」が、2022年10月5日(水)から8日(土)の4日間にわたってパシフィコ横浜会議センターにて開催されました。現地開催と会期後の一部オンデマンド配信を併用したハイブリッド形式で実施され、現地には延べ1,500人(海外からの参加者(アメリカ、カナダ、フランスから13人)を含む)が、オンデマンド配信も含めて総勢4,000人が参加し、盛況のうちに終了しました。

3人の会長が協同し、多くのセッションを円滑に開催

「日本胸部外科学会定期学術集会」は、2020年開催から、呼吸器分野、心臓分野と食道分野の3分野の会長で運営されています。今年のテーマは「協奏する胸部外科」で、まさに各分野のそれぞれの会長がリードして最新の研究発表が活発に行われることで、胸部外科分野全体のアップデートに繋がりました。 会議センターでは、海外から招聘された講師による特別講演やシンポジウムが行われ、展示ホールでは機器展示やハンズオンセミナー、ベストポスターセッション等が開催されました。

3年ぶりの交流プログラムの実施は、アトラクションを工夫

10月6日(木)の夜には、会場に隣接する横浜ベイホテル東急の「クイーンズグランドボールルーム」で交流プログラムが開催されました。着席コース形式で、1テーブルを6人掛けとし、十分な間隔を設けるなど、感染対策を講じて実施しました。 コロナ感染状況が日々変化する中でも、開催の実施や開催規模の変更など臨機応変に対応できるように、出来る範囲で、参加者へのおもてなしを創意工夫しました。音楽家である会長のご家族による演奏や大会長自らピアノ演奏を披露したり、司会進行も会長のご夫人がつとめました。 万が一の急なキャンセルなどでの損失を、少しでも減らすための工夫ではありましたが、結果的に交流プログラムは今回の3会長でしか創ることのできない、アットホームで他には変えられない日本胸部外科学会ならではの交流プログラムで参加者にとって満足度の高いものとなりました。

[後記]

「第75回日本胸部外科学会定期学術集会」は、横浜観光コンベンション・ビューローが「安全・安心な横浜MICE開催支援助成金」制度を活用し、開催支援を行いました。横浜で安全・安心にMICE開催を行っていただけるよう、当財団では様々な支援を行っています。 詳しくは こちら

  • 催事名称 第75回日本胸部外科学会定期学術集会
  • 会期 2022年10月5日(水)〜8日 (土)
  • 場所 パシフィコ横浜 会議センター
  • 主催者名 一般社団法人 日本胸部外科学会